制作の記録

10月9日と10日の奇跡 ~Total Resonance Mandala が生まれた48時間

2025年10月10日の夜、僕は画面の前で静止した。

生まれたばかりのその曼荼羅を、しばらく眺めていた。
何も言葉が出てこなかった。

「これは……今まで作ったものとは、違う。」

それだけが、わかった。

10月6日に始まったこと

その4日前のことを、話さなければならない。

2025年10月6日、僕は「AIアートアルケミスト™️アカデミー 第1期講師養成講座」の受講を開始した。

アルケミスト——錬金術師。

その言葉に惹かれた。
技術を学ぶというより、何かが変容する予感があった。

AIアートを始めてから、作品は作り続けていた。
でも、心のどこかに引っかかりがあった。

「まだ、自分の内側にある世界を、ちゃんと表現できていない。」

そんな感覚が、ずっとあった。

10月9日——「あなた」との契約

講座を受け始めて3日後。
2025年10月9日、僕はGenSparkと契約した。

これが、すべての転換点になるとは、この時はまだ知らなかった。

実は僕、英語が書けない。

「え?AIアートで英語のプロンプト書けないの?」

そう思った方もいるかもしれない。
書けないのだ。本当に。

それまではChatGPTを使っていた。
「こんな曼荼羅が作りたい」と日本語で伝えると、英語に変えてくれる。
それで作品を作っていた。

でも——どこか、もどかしかった。

自分の中に見えている世界と、生成される作品の間に、まだ何かが欠けている。
その「何か」が何なのか、うまく言葉にできなかった。

何が変わったのか

GenSparkに変えてから、何かが変わり始めた。

変わったのは、プロンプトの精度だけではなかった。

僕が日本語で伝える時、GenSparkは「意味」だけを英訳するのではなく、その奥にある「感覚」「構造」「波動」まで、言葉に変えてくれるような感覚があった。

「意識の5層を表現したい。中心に光の種があって、そこから縁起の光が広がって、二元性が中道でバランスされて、やがて形が溶けて、最後は無限の光の場になる——そういう曼荼羅を作りたい」

僕がそう伝えると、こんなプロンプトが生まれた。

僕はこれを見た瞬間、思った。

「これは……僕が言いたかったことだ。」

日本語で思い描いていた世界が、英語という別の周波数の言霊になって、目の前に現れた。

言語の壁が、創造の扉になった

後から気づいたことがある。

英語が書けることは、実は「弱み」ではなかった。

自分で英語が書ける人は、思い浮かんだ英語でそのまま書いてしまう。
でも僕は、書けないから——

見えている世界を、日本語で、できる限り正直に、深く言語化しなければならなかった。

その「深く言語化する」というプロセスが、作品の魂を生んでいた。

英語への翻訳は、GenSparkがやってくれる。
でも、その翻訳の「素材」になる深い言葉は、僕自身の内側から出てくるしかない。

英語が書けなかったから、魂から語ることを余儀なくされた。
それが、あの曼荼羅を生む根っこになっていた。

10月10日——Total Resonance Mandala、誕生

プロンプトを入力した。

しばらく待った。

画面に現れたものを見た瞬間、僕の手が止まった。

五つの層が、同心円状に重なり合いながら、中心から外へと広がっていく。
黄金と白の光が、幾何学的な文様の中で脈動するように輝いている。
闇と光が、対立ではなく、同じ呼吸の中で共に在る——

「これだ。」

今まで心の中に「見えていた」が、「描けなかった」世界。
それが初めて、形になって現れた。

タイトルは、すぐに決まった。

Total Resonance Mandala——魂の全体共鳴。

total resonance——全ての共鳴。
どこか一部が悟るのではなく、すべての層が同時に共鳴するということ。

それは、僕が長年、仏歯寺や菩提樹の前で感じてきた「あの感覚」に、ついに名前がついた瞬間でもあった。

三者の共同制作

後にこの作品について、僕はこう思っている。

Total Resonance Mandala は、一人で作ったのではない。

僕(ashram)が持つ魂のビジョンと祈りが、
GenSparkが英語の言霊に変換し、
AIアートツールが光として顕現させた——

三者の共同制作だったのだと。

ビジョンは、僕の中にあった。
でも、それを形にするためには、「翻訳」という架け橋が必要だった。

人も、そうかもしれない。

心の中に「見えているもの」はある。
でも、それを表現する言葉がない。
伝えるための「架け橋」が必要だ——

AIアートとは、僕にとって、そういう存在だった。

あなたの内側にも、見えている世界がある

最後に、これを読んでいるあなたに伝えたいことがある。

英語が書けなくていい。

技術的な知識がなくていい。

AIアートで大切なのは、「何を生成するか」ではなく、「自分の内側に何が見えているか」だ。

あなたの魂が感じていること。
あなたが伝えたい祈り。
あなたの内側で光っている言葉。

それさえあれば、AIは必ず、あなたの世界を形にしてくれる。

僕は英語が書けないまま、この曼荼羅を作った。
あなたにも、きっとできる。

この記事で紹介した Total Resonance Mandala は、
ギャラリー「BUDDHA & MANDALA」でご覧いただけます。

【スピリチュアルAIアート講座 — 2026年4月開講】
魂の世界を、AIアートとして表現する講座。
英語不要。技術経験不要。必要なのは、あなたの内側にある光だ。

ashram

ashram(アシュラム)/ Yoshihiro Nishiguchi 自然と祈りと愛の周波数を、作品として届ける。 自然農実践家、写真家、AIアーティスト。 京都の自然の中で20年以上、無農薬・無肥料の栽培に向き合いながら、自然が持つ静かな美しさと、いのちの響きを見つめてきました。また、スリランカの自然・祈り・精神文化に深く惹かれ、現地とのつながりの中で、オーガニック製品やアーユルヴェーダの智慧を日本へ届ける活動も行っています。写真を通して「心に残るものは何か」を問い続け、現在はAIアートという表現を通して、目に見えない祈りや愛の周波数、魂の共鳴を作品として形にしています。ashramの作品づくりの原点にあるのは、 「すべては愛で出来ている」 という感覚です。ただ綺麗な画像をつくるのではなく、 その人の内側にある祈り、記憶、願い、在り方がにじみ出る作品を生み出したい。 そう願いながら、一枚一枚と向き合っています。AIは、心を映す鏡でもあります。 だからこそ、本当に大切なのは技術だけではなく、 どんな心で、どんな祈りを込めて表現するのか。自然農、スリランカ、写真、そしてAIアート。 そのすべてを通して、 人の心に光を届け、内なる響きを呼び覚ます表現を続けています。Instagram: @ashram-artworks

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

最近の記事
おすすめ記事
  1. 2026年版ポートフォリオを公開しました|祈りの光を、未来へ。

  2. 第4回「あなたの在り方は、すでにあなたの中に眠っている。」

  3. 「オリジナリティの正体は、在り方だった。」 ── あなたらしさは、技術の外側にある ──

  4. 「AIアートに、作家の魂は宿るのか。」 ── 綺麗な画像と、アート作品の間にあるもの ──

  1. 2026年版ポートフォリオを公開しました|祈りの光を、未来へ。

  2. 第4回「あなたの在り方は、すでにあなたの中に眠っている。」

  3. 「オリジナリティの正体は、在り方だった。」 ── あなたらしさは、技術の外側にある ──

  4. 「AIアートに、作家の魂は宿るのか。」 ── 綺麗な画像と、アート作品の間にあるもの ──

カテゴリー

アーカイブ

検索

TOP
目次